ザ・ファブル情報

ザ・ファブル大ファン倶楽部!!今最高に面白いヤクザ漫画はザ・ファブルでしょう!!

 

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ザ・ファブル 1巻

 

今最高に面白いヤクザ漫画はザ・ファブルでしょう!!

 

週間ヤングマガジンで連載されている南勝久氏のザ・ファブルは、とんでもなく面白い青年漫画です。近年、裏社会の世界を描いた青年漫画はヒット作がたくさん生まれました。今もたくさん人気作があります。

 

その中でも現在、間違いなくファブルがNO.1の面白さだと思います。

 

最近の裏社会を描いたヒット作で、代表的な青年漫画は、闇金ウシジマくんでしょう。

 

闇金ウシジマくんは、日本の裏社会の現実を、そのまま劇画化した、すごい作品です。裏社会の住人たちの人相や狡猾なやり口を、超リアルに、描いています。

 

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闇金ウシジマくんが、どれだけ、現代の日本の若者たちを賢くし楽しませてくれたか解りません。

 

南勝久氏のザ・ファブルは、そんな、裏社会を描いた最高傑作、闇金ウシジマくんを超えるレベルのすごい作品だと思います。個人的に闇金ウシジマくんの大ファンで、もう、この作品を超える裏社会を描いた作品は制作されないと思っていました。

 

しかし、ザ・ファブルのような超面白い作品が生まれるのですから、本当に日本の青年漫画の世界はすばらしいと思います。

 

ザファブルは、2018年末の暗殺組織の幹部、山岡の登場から、完全にヤングマガジンで1番の人気作となりました。このままの面白さが続けば2019年には青年誌で最も人気のある作品になると思います。

 

映画化も決定し2019年には公開されるそうです。岡田准一氏が主役だそうですので、非常に期待が持てます。

 

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■目次

 

1ザ・ファブルのあらすじ
2・ザ・ファブル登場人物紹介
3・ザ・ファブル各巻のあらすじ&見所
4・ザ・ファブルの面白さ解説
5・シビれる佐藤と裏社会の住人たちと掛け合い
6・もう1人の主役、海老原剛士の魅力
7・ザ・ファブルを最もお得に楽しめるおすすめ電子書籍サイト

 

ザ・ファブルのあらすじ

 

ザ・ファブルとは、秘密暗殺組織に所属する若手の天才殺し屋、佐藤明のことを言います。佐藤明は、謎多き殺しの天才で、この物語の主人公です。暗殺組織のボスは、この佐藤の天才的な殺しの腕に惚れこんでしまいます。

 

しかし、ボスは、時代が進み、科学技術の発展やいろいろな精密機械の導入で、佐藤のようなタイプの殺しの天才はもう裏社会では使えないことを知ります。

 

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人間が人間を殺すような派手なやり方では、もう、殺し屋は務まらない。できることなら、彼を殺さずに一般人として復帰させて、彼の天才的な殺しの腕をこの世から消したくない。

 

そう考えたボスは、佐藤を一般人にするため、大阪のある都市で1年間、普通の生活をすることを命じます。佐藤は、契約組織の真黒組に住居を提供され潜伏。

 

殺し屋としての正体を隠しながら一般人として生活を送ろうとしていた佐藤でしたが、彼の元にいろいろなトラブルが舞いこむようになってしまいます。

 

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ザ・ファブル登場人物紹介

 

・佐藤明

 

ザ・ファブルの主人公。謎の暗殺組織で育成された殺しの天才。裏社会では、ファブルと呼ばれている。暗殺組織のボスからは、最高傑作と評価されプロたちの間では一目おかれる存在。作品の中では、ハリウッド映画の「ジェイソンボーン」のジェイソンのような、とてつもないプロの腕を披露してくれます。

 

物語では、ある理由により、提携組織、関西の暴力団、真黒組に1年の間、保護され一般人の生活を送ることになります。とんでもない身体能力とカン。それに見たこともない格闘術や暗殺テクニックにしびれた読者も多いはずです。

 

今までの青年誌には全くなかったタイプの不思議な魅力のキャラクターです。佐藤が、海千山千のすご腕の殺し屋たちを圧倒的な天才の腕で倒す姿は、この作品の大きな見所です。

 

現在、連載中の青年誌で最も魅力的なキャラクターと言ってもいいでしょう。

 

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ザ・ファブル 1巻

 

・ザ・ファブル、主人公、佐藤明の面白さを解説

 

・佐藤ユウコ

 

暗殺組織に所属する女性の暗殺者。普段は、一般の若い娘そのもの。しかし、裏格闘技の猛者を簡単に倒せるぐらいのすごい格闘テクニックを持ちます。銃の組み立てや地図を暗記する能力などは天才的。

 

物語の中では、明の助手的な立場を担います。、血はつながってはいませんが、関西では、明の妹ということになっています。

 

・ボス

 

佐藤たちが所属する謎の暗殺組織を束ねるプロの殺し屋。眼光するどい強面の男。組織の運営には非情なところがあり、不適格な新人はその場で射殺する冷酷さがあります。

 

・真黒組

 

関西の大阪太平市という架空の街を仕切る独立系の暴力団組織。30人規模の小組織ですが、バックに佐藤たちが、所属する暗殺組織があるおかげで独立を保っているといわれています。

 

・浜田広志

 

真黒組の組長。大らかで昔気質のヤクザ。佐藤たちが所属する暗殺組織のことを組の中では1番よく知っている人物です。あとに内部抗争により、部下の砂川と組んだ暗殺組織の幹部、山岡の配下の殺し屋、二郎に毒殺されてしまいます。

 

・海老原剛士

 

真黒組の若頭、浜田が毒殺された後は、跡目を継いで組長となります。典型的な武闘派ヤクザです。人情味があり、昔気質のところがありますが、根はやはり、裏社会の人間。

 

時代の流れをよく考えて、自分たちも変える部分は変わっていかなければならないと痛感しています。組織を守るために、変わりたくないヤクザや野心的なヤクザとの間で暗闘を繰りかえします。

 

・小島

 

海老原の弟分。一般人を絞殺してしまったことから、15年もの間、服役することになります。完全な今の時代では生き残れないタイプの暴力的なイケイケヤクザです。出所すると、真黒組の中を、暴力的に荒らしまわり、組の幹部、砂川のシノギにまで手を突っこみます。

 

あまりにも暴力的で強引な手法を繰りかえすしたことで、最後は、海老原に銃殺されてしまいます。

 

この作品の中では、昔の暴力団のやり方では、もう、生き残れないということを、海老原と対立させることにより、じつに上手く表現しています。

 

・砂川

 

真黒組に所属する冷酷非道なヤクザ。非常に野心的な男で、暗殺組織の山岡と組んで組長の浜田を毒殺します。その後、真黒組の幹部となり中国進出を狙います。シノギや人間関係に関しては極めて非道。周囲の人間は自分がのし上がるための道具だと考えているところがあります。

 

そのため、用済みになると平気で自分の部下でも殺すようなことをします。

 

現代ヤクザでも、海老原とは対照的な部類のヤクザといえるでしょう。

 

・黒塩

 

真黒組の若手組員。佐藤が、元プロレスラーの半グレを一瞬で倒した現場を見て、佐藤に憧れます。太平市では有名な不良で、喧嘩では敵なしと言われていました。

 

喧嘩の腕には自信がありましたが、佐藤の圧倒的な力に心酔。佐藤のことを尊敬の念をこめて兄さんと呼びます。

 

・水野

 

砂川とライバル関係にある真黒組の組員。狂信的な女好き。

 

・デザイン会社 オクトパス

 

佐藤が働くことにした、自宅近所のデザイン会社。

 

・田高田

 

オクトパスの社長。人情味溢れる面倒見のいい50代の経営者。

 

・清水岬

 

親の借金を返済をするために、たくさんアルバイトを掛け持ちして働く苦労人の美女。元グラビアアイドルを目指していました。しかし夢破れた今は、オクトパスで真面目に働いています。

 

天然ボケの性格で、真黒組傘下の芸能プロダクションで芸能活動をしていたため、いろんなトラブルを抱えこみます。

 

ザ・ファブルの魅力を解説(登場人物、清水岬について)

 

・貝沼

 

オクトパスの社員。過保護で育ってしまったために、社会性が、崩れたまま大人になれない青年。岬の家へ盗撮機を仕掛けたり、いろんな犯罪的行為を裏で楽しんでいます。

 

最後は、新手の詐欺集団の手口に引っかかってしまい悲劇的な死をむかえます。

 

詐欺集団編

 

・宇津帆玲

 

元暴力団員。今は、過保護に育った子供たちを詐欺にかける巧妙なブラック会社を経営。以前に未成年の違法売春組織を経営していた過去があります。

 

極めて非情な性格で狡猾な人物。あまりにも悪質な売春行為を行っていたために、佐藤たち暗殺組織に狙われ、実の弟と仲間を殺されてしまいます。

 

今回の新手の詐欺商売で貝沼を狙い多額の金を騙し取ることに成功。

 

その後、貝沼の命も狙い、彼を誘拐します。しかし、そのことにより、佐藤と闘うことになってしまいます。

 

・井崎勤

 

元真黒組の組員。宇津帆の助手として、詐欺の片棒をかつぎます。

 

・鈴木ヒロシ

 

プロの殺し屋。宇津帆とともに、詐欺を手伝う。詐欺会社の中では暗殺を担う。

 

・佐羽ヒナコ

 

宇津帆が売春組織を運営していた時に、働かされそうになっていた元家出少女。売春を強要されそうになった時に佐藤に助けられた過去がある。

 

しかし、警察への密告を恐れた宇津帆は、ヒナコの両親を殺害。恐怖のあまり、ヒナコは警察に事実を言えぬまま、宇津帆の性の道具にされてしまいます。

 

真黒組組長暗殺編(現在、ヤングマガジンで連載中)

 

・山岡

 

佐藤の所属する暗殺組織の怪人幹部。脳に異常があり、恐れるという感情がなくなっている。暗殺テクニックや殺しの計画などに極めて長けた能力を持つ。

 

砂川と組んで組長暗殺を企てます。ボスが最高傑作と評する佐藤明の殺しの腕に非常に興味があり、彼をあぶりだすために、いろいろな計画を立てます。

 

・マツ

 

初期の頃から武器商人として登場していた謎の人物。正体不明の武器商人でしたが、、その正体は、元殺し屋。砂川から依頼を受けて佐藤が所属する暗殺組織を紹介します。

 

すご腕の殺し屋でしたが、組織の幹部、山岡に片目を潰された過去があります。娘の命を人質にとられて山岡の手下にされ悲惨な目にあわされます。

 

・二郎

 

山岡とつながるフリーの殺し屋。組織の人間ではありません。毒殺のプロで、今回は山岡から依頼を受け真黒組組長を毒殺。山岡から絶大な信頼を受けています。

 

・ユーカリ

 

山岡の部下。組織の一員であり、中国に仕事で派遣されていました。戦闘術や殺しのテクニックは、ともに超一流。ヤリサーを営んでいた、地下格闘家の半グレをオモチャにして弄びます。

 

・アザミ

 

山岡の部下。ユーカリとともに、中国から帰国した組織の一員。すご腕のプロであることはユーカリや山岡が認めています。ユーカリだけでは、不安な点があり、2人で、佐藤と闘わせるために、山岡が帰国させました。

 

現在、熱烈な読者の間では、組織のボスが潜行させたスパイ説があり(つまり、佐藤とヨウコを助けるための工作員)今後の話の展開に注目が集まります。

 

ザ・ファブル各巻のあらすじ&見所

 

・1巻〜2巻

 

1巻から2巻は、佐藤が関西へ移住する過程と真黒組の人間との衝突を描きます。殺しの天才、佐藤を組で預かることを良しとしない若頭の海老原と佐藤が小競り合いを繰りかえします。

 

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ザ・ファブル 1巻

 

見所は、海老原との確執と、いろんな格闘家と佐藤との格闘シーンでしょう。プロの殺し屋と格闘家や喧嘩屋との違いが解る格闘シーンなどが非常に面白いです。

 

・3巻〜7巻

 

3巻あたりから、ファブルの面白さが本格化します。海老原の弟分である小島が15年の刑期を終えて出所。昔気質の典型的な武等派ヤクザの小島が、真黒組のシノギを荒らしまわり、佐藤の同僚、岬にまで手を出します。

 

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ザ・ファブル 3巻

 

風俗嬢として売られそうになる岬を助けるため、佐藤は監禁された岬を救出。

 

真黒組が雇った殺し屋やキレ者ヤクザ、砂川とも対決。とてつもないプロのテクニックで岬をあっさりと救出します。佐藤のずば抜けた身体能力と信じられないレベルの暗殺テクニックが初めて披露されます。

 

3巻〜7巻の見所は、その他にも、今の暴力団組織が、昔の考え方では生き残れなくなったことが解りやすく表現されているところです。そのことが海老原と小島の兄弟分同士の対立でよく表現されています。

 

今のヤクザ組織の中では、変わりたくない人間と変わらなくては生き残れないと思っている人間の対立があることが解ります。

 

それに、この戦いの中で、佐藤が所属する組織のボスが登場。若頭の海老原を「海老原くん」と呼び、佐藤をなぜ、真黒組の内部抗争に巻きこんだのかと問いただすシーンがじつに面白いです。

 

・8巻〜9巻の最初まで

 

8巻〜9巻の最初までは、佐藤と佐藤に憧れる黒塩の2人が山で鍛錬を行います。野性のヘビや昆虫、カエルなどを食べ都会では考えられない生きる知恵を佐藤が披露します。

 

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ザ・ファブル 8巻

 

この章で1番面白いのは、佐藤VS熊の対決でしょう。夜間、襲いかかってくる熊と佐藤が激突するシーンにはハラハラさせられる人も多いと思います。

 

佐藤の底知れぬ生命力とカンや俊敏さなどがどうやって育成されたのか、この章を見ればよく解ります。

 

・9巻半ば〜13巻の中盤まで

 

このあたりから、ファブルの面白さがちょっと違ったものになってきます。今まで見たこともないような新手の詐欺集団が登場。いろんな過保護の子供や親たちを狡猾に洗脳して大金をせしめる元ヤクザの前に佐藤の同僚、貝沼が餌食になってしまいます。

 

貝沼を取り返すべく佐藤は、詐欺集団と暗闘することを決意。

 

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ザ・ファブル 9巻

 

相手の殺し屋とのかけ引きや交渉など、今まで見たこともないような興味深いシーンが続きます。もちろん佐藤のプロの腕も存分に披露されます。

 

この章を読めば、今の詐欺集団の新しい詐欺の手口や工作活動の手法などに驚愕することになるでしょう。

 

それに、佐藤と詐欺集団たちとの裏社会の人間同士の命がけの暗闘が見物です。裏社会を描いた青年誌ファンの方などは、この章を読めば、ファブルの虜にされてしまうと思います。

 

・14巻〜

 

14巻から、現在ヤングマガジンで進行中となっている怪人幹部、山岡との暗闘編です。ついに、佐藤が所属する秘密暗殺組織の幹部、山岡が登場。ボスが最高傑作と呼ぶ佐藤の存在を知り、正体や殺しの腕を見てみたくなった山岡は、佐藤が潜伏する太平市へ。

 

そして、真黒組のキレ者組員、砂川の組長暗殺計画を請負います。

 

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ザ・ファブル 14巻

 

山岡は、組織とは別のフリーの殺し屋二郎を雇い、組長を毒殺。砂川が真黒組の幹部へ昇格し中国へ進出する計画の手助けをします。

 

ついでに、佐藤明の正体を知るべく、自分の手下2名を中国から帰国させます。手下とともに、太平市に隠れ家を作り、佐藤をおびきよせる計画を立て成功。

 

現在、ヤンマガでは、隠れ家で、佐藤と山岡、手下2名が、抗争中です。今まで、見たこともない画期的なストーリー構成と魅力的すぎるキャラクターたちの登場が本当にすばらしいです。

 

今、青年誌で最も面白い作品と言えるでしょう。

 

ザファブルの面白さ解説

 

ザファブルの面白さというのは、大きく3つに分けることができると思っています。まず第一に、主人公、佐藤明の暗殺者としての天才的な才能と技術です。とんでもない喧嘩の強さと見たこともないようなプロの技が少しずつ披露されていきます。

 

そのプロの技はゴルゴ13よりもリアリズムを感じさせてくれてしびれます。スパイ映画やマフィア映画などがお好きな方は、佐藤のプロの技に魅了されてしまうでしょう。

 

それと、2つ目は、真黒組を中心とするヤクザ組織と変わり行く裏社会の現実的な動きです。古いタイプのイケイケヤクザが淘汰され、マフィアのように潜行して狡猾に詐欺を行う半グレや偽装破門した人物たちの新しいタイプの特殊詐欺などが登場します。

 

・裏社会がこれからどのように変わりつつあるのか
・次の世代の詐欺集団のやり方
・裏社会のグローバルな動き
・ザ・ファブルを読むと国際政治も面白くなる

 

いろんな場面に、そんな、今のヤクザ組織や反社会集団の闇ビジネスの現実情報が掲載されていて、すごく参考になります。一般人が思っている以上にはるかに素早いスピードで裏社会は進んでいるということが、ザ・ファブルを読んでいるとすごくよく解ります。

 

そして、3つ目は、殺し屋軍団たちの暗闘でしょう。今までの青年漫画の中でも、プロの殺し屋の暗闘をここまで現実的な物語として作品にしたものは全くなかったと思います。

 

1人ずつ登場する見たこともないようなプロの殺し屋たちが、聞いたこともないようなプロの掟や常識、闇情報などをこの物語ではどんどん披露してくれます。

 

・見たこともないような暗殺テクニック

 

闇金ウシジマくんでは、ホストや闇金にたかられる悲惨な人々の姿が中心でした。これは、これで、非常に有益な情報ではありました。しかし、ザ・ファブルは全く別の角度から、裏社会の現実を教えてくれるから非常に面白いです。

 

シビれる佐藤と裏社会の住人たちとの掛け合い

 

ファブルの醍醐味の1つといえば、佐藤の見たこともないような暗殺テクニックでしょう。今までのブラック系の青年漫画で見たこともないような格闘術や戦闘がじつに面白いです。

 

それと、もう1つシビれてしまうのが、裏社会の住人同士の掛け合いでしょう。

 

命をかけた交渉とも言っていいのですが、裏社会に住む人たちは、こうやって話し合いや交渉をするのかと読んでいてシビれてしまいます。

 

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ザ・ファブル 11巻

 

特に、おすすめなのが、11巻で、職場の同僚、貝沼がプロの殺し屋、鈴木に誘拐されてしまったシーンです。

 

佐藤は、貝沼を奪還すべく、敵のアジトにすぐに自転車で向かいます。その時、引き返して来た鈴木とばったり遭遇。

 

当たり前のように、鈴木に近づき、佐藤は、掛け合いをします。

 

佐藤「貝沼くんを返してほしい。そっちの側で何があったか、いちいち聞かないししゃべらない、生きて返してくれればそれでいい」

 

鈴木「何様のつもりだ?こっちがどんな人間か知っていて言っているのか?」

 

佐藤「俺は波風を立てたくない。だから明日まで待つ。でないとお前の想定外の波風が起こることになる」

 

こんな感じの緊張感たっぷりの掛け合いが行われます。こういう独特のドキドキ感がある緊迫のシーンは今までの青年漫画ではまずなかったと思います。闇金ウシジマくんなどには多少こんなシーンが散見されます。

 

しかし、この後、この殺しのプロたちの間で、どんな事態が起こるのか想像もつかないドキドキ感とでは面白さが全く違います。

 

ウシジマくんの場合、想像を絶する残虐な仕打ちや詐欺的行為が見モノでした。

 

しかし、ファブルの場合、驚くようなプロの技の応酬が見モノです。

 

それに、この11巻で、特に注目のシーンは、佐藤の妹で、関西に潜伏中のヨウコです。

 

鈴木は、佐藤を殺すために、佐藤の家の隣に住むヨウコを拉致しようとします。ところが、プロの鈴木が佐藤と同じ殺し屋集団に所属するヨウコの格闘術にメタメタにやられてしまいます。

 

この鈴木とヨウコの掛け合いと格闘シーンは、個人的に今までで1番ワクワクさせられました。

 

ヨウコの自宅へあがり、舐めた態度で、銃を机に置き佐藤の情報を聞き出そうとする鈴木。

 

非常に落ち着いた態度で、ヨウコが言います。

 

「ずいぶん、舐められたものね。一人で来るなんて」

 

「例えばテーブルの銃いいのそこで、両腕をおろしているけどいいのそれで、目線はそれでいいの?」

 

「アタシの言っていること解る?ハンデをあげているのよ」

 

と会話が進み、驚きの格闘テクニックで、鈴木は、ヨウコにやられてしまいます。このヨウコと鈴木の格闘シーン。今までで見たいろんな格闘シーンの中でも1番知的興奮を味わったシーンでした。

 

今まで見た中で最もリアリズムがあり、ドキドキさせられたファブルの11巻

 

私は、スパイ映画やいろいろな殺し屋の映画など、それこそ、名作「ジャッカルの日」から「エクスペンダブルス」ぐらいまで、何百本とその類の映画を見ています。その手の映画には非常に詳しい方だと思います。

 

それでも、ファブルのこの11巻を見た時、そのリアリズムと情報の新鮮さなどの点から、感動さえ感じてしまいました。

 

ファブルは、この11巻から、面白さのクオリティが違ってきます。

 

特に佐藤と鈴木のプロの殺し屋同士の掛け合いは、今までのハリウッド映画にはない緊張感があります。こういうのは、スタローンやシュワちゃんの演技では絶対に出せないでしょう。

 

実際のプロ同士の掛け合いは、こんな感じの緊張感の中で、行われるのでしょう。

 

もう1人の主役ともいえる海老原剛士の魅力

 

プロたちの掛け合いや格闘シーンだけではありません。登場人物に関しても、非常に中身の濃い今まで見たことがなかったような魅力的な人物たちが多数登場します。

 

主人公の佐藤明は、関西の真黒組というヤクザ組織の縄張りで、暮らすことなるのですが、そこで登場する悪い人間たちが興味深い人たちばかりです。

 

作者の南勝久氏はかなり人間に精通していることが解ります。

 

例えば、真黒組の若頭からのちに組長に代わる海老原剛士。この男は、間違いなく、覚せい剤で捕まった元プロ野球選手、○原がモデルです。捕まる前の○原そのままやんけと思ってしまう人相をしています。

 

そんな、海老原剛士ですが、ザ・ファブルを読んでいるとこの男が非常に面白いのです。

 

昔気質の人情味に溢れた人物に見えますが、やはり、現実はヤクザモノです。物語のいろいろな部分で、その本質を見せてくれています。

 

例えば、この物語のヒロイン、清水岬を佐藤に紹介した時、

 

「俺たちのような稼業のもんが、あの子のような女の子に手を出してはいかん」

 

などと、海老原は言います。

 

清水岬は掛け持ちでいくつもバイトをやって忙しく生活している美女です。そんな彼女を指して佐藤にあの子には手を出すなと釘をさします。

 

このシーンを見ると、

 

「あー海老原は、人情味のある、立派な人物なんだ」

 

とかなり感じる人も多い思います。

 

しかし、物語が進行すると、この言葉がいかにいいかげんな言葉であったかがよく解るのです。

 

この清水岬というのは、じつは、元グラビアアイドルで、いろんなきわどい仕事をしていた女の子です。この子にそんな仕事をさせていたのは、海老原の組の配下にあるプロダクションとその舎弟です。

 

「あんた、海老原さん、自分の組の舎弟たちが、清水岬にえらい迷惑かけているじゃないか」

 

と一言、文句も言いたくなります。

 

それに、3巻あたりに、海老原の弟分、小島が登場。この小島がとんでもない男で、海老原が病気で不在の間に、真黒組のシノギをメチャクチャにしてしまいます。

 

そして、小島は、清水岬が元グラビアアイドルをやっていたという情報を仕入れ、自分が経営するデリヘルの看板娘にしようとひどい目にあわせます。

 

岬は、デリヘルどころか、売春までさせられる寸前で佐藤に助けられます。

 

そして、最終的に、小島は、捕まり、海老原に制裁をうけることになります。

 

この時、そばにいた佐藤が、

 

「俺にこの娘に手を出すなと言っておいて舎弟たちにはそのことを言っていなかったのか?」

 

と問いただします。

 

「そんなこといちいち組のもんに言えるか」

 

と逆ギレしますが、このシーンなど、裏社会の人物たちの特殊な癖のようなものがよく表現されていると感心してしまいます。海老原のような大柄の昔気質の人間はこういういいかげんなところがあるのです。

 

作者の南先生は、実社会の中で、実際に海老原のような人間を見てきたのだと思います。海老原というキャラクターは、いろんな実在の人物たちを見てきた経験の集積でできているのでしょう。

 

ザファブルの読者には、海老原のようなキャラクターから、いろいろと学んでほしいと思います。

 

海老原と佐藤の奇妙な友情がこの作品の大きな魅力でもあります

 

海老原は最初は、よそ者の佐藤を毛嫌いしているところがありました。いろんな嫌がらせや挑発をして佐藤を追い出そうします。

 

それでも、佐藤のすご腕の暗殺テクニックや純粋なところがある人間性にしだいに惚れていき、奇妙な友情みたいなものが生まれるようになります。

 

この海老原と佐藤の2人の会話で感動するシーンとして、現在進行中の組長暗殺編のワンシーンがあります。

 

真黒組の組長が暗殺され、その殺され方が、毒殺ではないかと佐藤が海老原に助言。

 

その時、海老原が、「組織の命令で俺(海老原)を始末しろって言われたらーおまえは、俺を殺りにくるか?」と聞きます。

 

答えようとする佐藤を黙らせて。

 

「答えんでいいよー、みんな、それぞれ、仕事も立場もある」

 

と海老原は言います。個人的に非常に感動的なシーンでした。実社会でそれなりの仕事に就いて、いろいろなきついことを経験してきた重みのある言葉ですね。

 

こういう重みのある言葉が、ファブルの作品の中には、たくさんあるから非常に魅力的です。

 

それに、海老原を見ていると、某有名ジャーナリストが言っている通り、面倒見のいい街の顔役のヤクザだけは、これからも生き残るというのは本当ではないかと感じます。

 

人間はいろいろです。どうしても一般社会にはなじめないアウトローな人間は生まれてきます。

 

そういう人間を厳しく管理しそして、親や兄弟のように、面倒を見る海老原のような人物も必要悪として社会には存在しないといけないと作者の南氏は漫画で語っているように思えます。

 

佐藤の目の覚めるようなプロの技もこの作品の醍醐味です。しかし、社会の変動と自分たちのヤクザ組織の生き残りを賭けて現実と苦悩する海老原の姿もこの作品の醍醐味の1つです。

 

 

ザ・ファブルの作者、南勝久氏の作品を読んで思う

 

ザ・ファブルを読むと思い出す私の実体験

 

ザ・ファブルから学んでほしいブラック企業のやり方

 

ザ・ファブルを最もお得に楽しめるおすすめ電子書籍サイト

 

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ザ・ファブルとともに、ハリウッドのスパイアクションを楽しむのもおすすめです。