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ザ・ファブルを読むと思い出す私の実体験

 

ザ・ファブルを読むと思い出す私の実体験

 

ザ・ファブルを読んでいて、感動さえしてしまうのは、自分の実体験がこの作品の中に詰まっている点です。読者の人たちのほとんどは真面目な20代前後の男性たちだと思います。

 

そういう人たちは、だいたい、良質な大企業やその1次下請けなどに就職し真面目に働く人ばかりでしょう。ですから、おそらく、ファブルに登場するような人物たちと遭遇する人は少ないと思います。

 

しかし、このデフレ社会の世の中、いつ何時、自分にリストラが襲いかかってくるか解りません。

 

日産のゴーン社長が逮捕されてしまったような突然の事態はこれから、どんどん日本人の善良なサラリーマンを襲うはずです。

 

そんな時に注意なのが、リストラされた後の再就職先です。

 

これは本当に注意が必要です。大企業のホワイトな職場で働いているような人たちは、危機意識がたりない。

 

今の自分の職環境が、すべての日本の会社に当てはまると思っている人が異常に多い。

 

それはとんでもない勘違いです。ファブルや闇金ウシジマくんと同じとは言いませんが、親戚ぐらいのレベルのひどい会社というのは、2次下請けぐらいにゴロゴロあるのです。

 

私が体験したブラック中小企業はファブルの世界にそっくりでした

 

ファブルの物語の中には、過保護に育てられた資産家の息子を狙う、とんでもない詐欺集団が登場します。年十年もの間、心の弱い世間知らずの子供を追い続け罠にかけてお金を奪います。

 

非常に、狡猾で、ひどい手口だと思うのですが、こういう手を使う人というのは、素人でもけっこういるから困りものです。

 

というのも、この詐欺集団の手口に似たことを平気で行うすごい男を私は実際に見ました。

 

善良でしかも、人情味に溢れているようなトークを連発して2年から3年の歳月をかけて、若い男女をじっくりと罠にかけるのです。そんな男が、大手の2次下請けぐらいにいるのですから、これから、再就職する人は本当に気をつけなくていけません。

 

びっくりした素人の手口

 

私がその男を初めてみたのは、まだ、30代の前半ぐらいの時でした。当時は派遣や契約社員で食いつないでいたこともあり、そろそろ、正社員でないといかんぞと考えてある大手の2次下請けに就職。

 

そこで、初めて出会ったのが、Aという男でした。

 

この男は当時、50歳ぐらいだったと思います。最初に見た時、「何かヤクザのような人だな」と頭に危険信号が走ったのを覚えています。

 

この危険信号通りにしっかりと警戒しておけばよかったのですが、この当時は、まだ、闇金ウシジマくんも読んでおらず裏社会の免疫力も非常に弱かったので、彼の話す言葉にふんふんと耳を傾けていました。